コナン組織編の基本構造(おさらい)

「3人のうちだれが黒の組織の人間か」をコナン側が当てる話

名探偵コナンは「3人のうち1人が黒の組織の人間」という話の繰り返しだという視点から、これまでのベルモット編、バーボン編、ラム編がどう構成されているのか整理してみた。

この3つの話は全体のプロットだけじゃなくて、どんなステップであやしい人間が浮上し確定するのか、どんなステップで作者・青山剛昌氏がヒントや伏線をちりばめるのか、ミスリードを用意するのかまで極めて緻密に計算されてるなあと感動している。

以下に、まずはざっくり構造を整理したい *1

 

【ご注意】なお、下記でラム編に言及しておりますが、ラムの正体について言及しています。単行本派やアニメ派の方は申し訳ありませんがご容赦ください。

また、最新話で明かされたラムの正体のミスリード説は考慮しておりません。

 

 

ベルモット 24〜42巻 新出先生→ベルモットの変装
ジョディ先生→FBI捜査官
謎の男→赤井秀一→FBI捜査官
バーボン編 59〜85巻 安室透→バーボン→警察庁警備局警備企画課捜査員
沖矢昴→死を偽装した赤井秀一
世良真純赤井秀一の実の妹
ラム編 85巻〜 黒田兵衛(警視庁刑事部捜査一課管理官)→???
若狭留美(帝丹小学校教師)→???
脇田兼則 (「いろは寿司」板前)→ラム

 

それぞれのシリーズには大きく4段階で構成されている。

その1  誰を当てればいいのか示される

まずは、それぞれのシリーズの冒頭で、今回コナンたちの周りに現れる黒の組織の人間はこの人です、というのが示される。これは比較的明確に示されているからわかりやすい。

各編での状況は下記の通り

ベルモット

24巻「黒の組織との再会」にて初登場したベルモットを当てる話。

ウオッカ「また米国に戻るんですかい?」

ベルモット「いや…しばらく女優は休業…」「日本でのんびりするつもりよ…」「ちょっと引っ掛かる事もあるしね…」

24巻ファイル11

杯戸シティホテルでの攻防(24巻)後、ベルモットは日本に留まるというので、ここがベルモット編のスタートと考えるのが一番自然。灰原が登場した18巻〜24巻(灰原編)は24巻までに灰原に日常編を体験させてキャラ付けをする、みたいなところもあるのでまとめちゃってもいいかもしれないけど。

なにげに灰原編ではベルモット登場に不可欠なニューヨークでの通り魔との遭遇の前日譚にあたる「空飛ぶ密室・工藤新一最初の事件」があるので重要でもある。このエピソードが21巻時点にあるが、それが回収されるのはなんと42巻のベルモット編最終回(5年後しの伏線回収)*2青山先生こっわ。

バーボン編

 ジョディ「隙を見計らってかけて来たらしくかなり短い電話だったけど、彼女ははっきりこう言ったわ…」

キール「(組織の新しいメンバーが動き出した!情報収集及び観察力・洞察力にも恐ろしく長けた探り屋で…コードネームは…」「バーボン!気をつけて!)」ってね

60巻ファイル3

赤井が死んでから、ジョディ先生にキールから連絡がくる。切れ者という情報だけしかこないけど、けっこう赤と黒のクラッシュのあとのアニメの雰囲気が変わったなあという感じはよく覚えてる。

なにせ、赤井編が終わってからだと、最終エピソードとして本堂瑛祐にコナンの正体がバレるのがあって、そのあと妃先生が出てくる明らかな日常編になって、たしかアニメのサントラも劇場版風に変わった。

ラム編

​赤井「今朝、キール…水無玲奈からメールが届いた…」

ジョディ「ええっ!?」

キャメル「じゃぁ赤井さんが生きてるって事は奴らにバレていないようですね!」

赤井「ああ多分…だがメールといってもアルファベット3文字だけ

キャメル「アルファベット3文字?何かの略語ですか」

赤井「いや、お前らもよーく知ってる酒の名…」「RUM…奴らのコードネームだ」

「組織にいた頃に、二、三度名前は耳にしたが…どうやら奴らのボスの側近らしい…」

(中略)「とにかくいよいよ、大物が動くとジェイムズに伝えてくれ…」「ジン以上の大物がな!!」

85巻ファイル5

バーボン編最終盤の緋色シリーズで復活を遂げた赤井にキールから「RUM」の3文字が。ベル編やバーボン編と違うのは、なんといっても組織ナンバー2であることと、灰原以来実に16年ぶりに第3の幼児化した「領域外の妹」メアリーが絡むってところがそれまでと違う。

その2 候補者が明らかになる

各シリーズで、作者が読者に推理してほしい「あやしい人物候補」が登場する。

青山先生はまことに親切なことに、候補者3人がなんらかの形で勢揃いするエピソードをしっかり挟んでもらえるのがすごい。

ベルモット編では「謎めいた乗客」で、ジョディ先生、新出先生、赤井がが同じバスに勢揃い

灰原(「何…​何なの…この刺さるようなプレッシャー…」

「あの時と同じ威圧感…」「いる…あの人が…このバスの中に!!!」

「やっぱり組織の人間?私を追ってきたの?それとも偶然?」

「こんな時に私の正体に気づかれたら…組織を抜けた裏切り者とわかったら…」

「私と一緒にバスに乗った博士も…みんなも…1人残らず消されてしまう…」

「もちろんこの人も…確実に……」)

29巻ファイル4

バーボン編では「探偵たちの夜想曲」で、ベルモットがそれぞれイヤホンや携帯電話を使ってる安室、沖矢、世良のバーボン候補のうちの誰かに呼びかける

ベルモット「どうやら一応の信頼は得られたようだけど…」「私との約束は守ってくれるわよね…」「バーボン…」(沖矢、世良はイヤホン、安室はスマホでそれぞれ何かを聞いてる)

76巻ファイル5

ラム編では、過去2回の組織編ほどはっきりしていないものの、「白い手の女」で若狭先生が関わっていたことをみた記事をみた黒田、脇田が反応する。また修学旅行編後日談では、工藤新一の目撃情報にそれぞれが反応する。

黒田「お手柄小学校教師…」「若狭…」「留美か…」

脇田「へぇー…」「こいつはトンチが…効いてるねぇ…」

92巻ファイル10

このあたり、非常に丁寧にシナリオやタイミングが緻密に計算されてるなあ

それから、少しメタ的な考察になってはしまうけど、「謎めいた乗客」では、メインのストーリでバスの最後列に座っている3人のうち1人がバスジャック犯とグルというお話で、それをコナンが見つける。

「探偵たちのノクターン」では、弟を殺された美人お姉さんとコナンが一緒に犯人グループのうち残る1人を3人の容疑者から見つける話になってる。

これって、そのシリーズ全体も3人のうち1人がアタリですよ、という作者側のメッセージではないかなあと思っています。まあコナンって前後編で終わる話はだいたい容疑者は3人だから当てにならないかも。

整理すると以下の通り。

 

ベルモット ジョディ先生→赤井秀一・新出先生*3→「謎めいた乗客」へ
バーボン編 沖矢昴→世良真純→安室透→「探偵たちのノクターン」へ
ラム編

黒田兵衛→若狭留美→脇田兼則→「白い手の女」へ*4


 

その3  日常編と同時進行で少しずつヒントがでる

誰を当てればいいのか示された後は、順々に日常編に候補者が登場してきて、少しずつヒントが読者に示される。だいたい、一緒にどっか事件にでかけたり、蘭や少年探偵団の絡みで出てきたり。それらをつなぎ合わせると正体にたどり着けるという構造になる。

たぶん、登場する順番自体はラム当ての伏線には使えない気がする。むしろ初登場したときの日常編がどんな話かのほうが正体当てのメタ伏線になっている気がするので、それぞれの候補者が登場する日常編がどんな内容かのほうが重要なんだろうと最近強く感じている。

 

ベルモット

ジョディ・サンテミリオンとして現れたジョディ・スターリング捜査官は「バトルゲームの罠」で初登場。ジョディ先生はここで、シューティングゲーム華麗な銃さばきを見せる。銃の扱いに手慣れたFBIという正体を暗喩しているようにも感じられる。

 ​ジョディ「お目当ての標的の1人は爪にかかったわよ…」「ええ…容姿を変えて堂々と学校に通ってるみたい…笑っちゃうでしょ?」「標的名?…そうねぇ…」

「Rotten Apple…」「『腐ったリンゴ』にでもしておきましょうか…

27巻ファイル9

このセリフも考えに考えつくされている。だれもが灰原のことだと思うけど、主語が新出先生でも成り立つし「標的の”一人は”」って言っている。

前にコナン考察スレで、ベル編当時、みんなジョディ先生がベルだって言ってた中、新出先生があやしいって言ってた人がいたって話が上がっててすげえなっておもった。今と違って過去はこうだったから〜っていうのが使えないから、このバトルゲーム回で新出を候補に入れるのは相当至難の業だっただろうなあ。

さて、その新出智明として現れたベルモットだが、ここで下の脚注に書いたベルモットはいつから新出先生に化けていたのか、がすこし絡む。ベルモットの素顔シャロン・ヴィンヤードはオスカー常連の大女優という設定。ならば、ベルモット初登場回はやはり学園祭のお芝居「黒衣の騎士」(26巻)がなによりもぴったりだから。ここの新出先生は本物だというのはかなり違和感がある。だからといってバスジャックでベルモット新出が初登場でも違和感はない。

「謎めいた乗客」の時点ですでにベルモットは帝丹小学校での健康診断を終えているため、コナン=新一には気がついている。

光彦「先日は内科検診お疲れ様でした」

コナン「新出先生がどうかしたのか?」「そーいえばオメー内科検診の日休んでたよなぁ」

29巻ファイル3

NYで自分の命を助けた新一だとわかってるから、バスジャック犯からコナンを身を挺して守った。この点でもまあ、ベルモット新出初登場には申し分ない日常編である。

赤井秀一も謎めいた乗客で初登場。彼に関する直接的なエピソードはないけど、実はこのバスジャックでなにか裏がありそうな行動をするのって赤井だけ。

赤井「2月23日不測の事態により追尾続行不能…」「標的は現れず…後日改めて調査を再開する…以上…」

29巻ファイル5

ジョディ先生も新出先生も、あきらかに怪しい行動はしない。3人ともだれかにこの件を報告していた、というようなバーボン編のような描写でもよかったんだろうが、なぜこんな描写にしたのか考えられるのは赤井の怪しさを際立たせてミスリードする作戦。女性であるベルモットがジョディに化けるのは直球すぎるから、新出先生か赤井のどちらかがジョディと読者に思わせたかったのか。

ちなみに、赤井はこのシーンで犯人にスキーウェアを着せられる役目を負うが、コナンが犯人の一人を麻酔銃で眠らせる前に、手刀か肘打ちかなにかで攻撃しようとする描写がある。

このころジークンドーの設定があったかどうかはわからないけど、赤井秀一は強いっていう設定はすでにあったようだ。あとこのとき、赤井はコナンくんの一連の動きや、最後麻酔銃を使うところは見ているみたいだから、すでにコナンがただのボウヤでないことはわかってたのかも。

悩ましいのは、この「3人容疑者」パターンはベルモット全体が終わってからこそわかるものであり、バーボン編が始まってベル編をなぞってるのが判明し、候補者初登場回とそこでの事件のエピソードのメタ的な一致がはっきりしたことで、青山先生が明かに意図したプロットだったんですよ、とわかったパターンであること。

ベル編が連載されていた当時には当然、前例などはないから、容疑者それぞれの日常編にそこまで意味をもたせても読者は意味がわからない。ちょっとそういうところも考慮に入れてベル編は見ていかないといけないかも。

バーボン編

沖矢昴が初登場するアパートの火事。日常編の一要素として少年が沖矢を「赤い人」って命名してる。

コナン「ああ!だから毎日アパートの植物に水をあげてたって言う沖矢さんが、赤い人ってわけだよ!」

(中略)

コナン「車で赤って言えば真っ先に思いつくのは…」

探偵団「消防車だ!!」弓長「なるほど…開人くんはこの兄ちゃんがホースで水を撒いてる様子を見て、『あの人は消防車、赤い人だ』ってあだ名をつけたわけか…」

60巻ファイル5

あまりに直接的すぎるなと今振り返れば思うけど、これは素直に捉えていい伏線だったということに。

まあ、コナンが「ホームズファンに悪い人はいない」などというギャグみたいな理由で信用して、自分の家に住まわせるくらいだから、これで沖矢がバーボンならお笑い。最初から沖矢は敵側ではないことが明白だった。

安室透の初登場は「ウェデング・イブ」。バーボンの人物像について「探偵のような男」っていう触れ込みで始まっているので、一応は私立探偵として安室が出てくるのは素直といえば素直。たぶんこの日常編では、安室に関わるエピソードで血縁関係が絡むことが多いというメタ伏線の暗示なんだろうなあ。

この話は実は結婚しようとしていたカップルが双子で…という話なので、宮野エレーナと領域外の妹=メアリーが姉妹っていう話の伏線として機能しているなら、この日常編の伏線は回収されたとも言える?気はするけど、その後も家族関係の事件が続いてるから、ラム編かその次の話で安室の出生や家族との絡みで回収されそう。

世良ちゃん初登場の意味は、まさにファイル1048で回収されたといってもいいんじゃないかと思う。ロンドン編(71巻)の裏で、メアリーはベルモットが化けたニセ赤井務武と接触、本人曰く「不覚をとって」お薬の時間をくらってしまう。

その後ホテルでウィンブルドンの中継に写ったコナンをみて日本に来ることを決意するのだから、まあその後幽霊ホテルの推理対決(73巻)では自分たちが期待して会いに言ったコナンに10年ぶりに再会することになる。これは幽霊ホテル事件というよりは、ロンドン編の直後だったってことで伏線回収できそう。あと、痴漢の誤解を解いたコナンに「ボウヤ」と呼びかけるのも、赤井との関係からボウヤ呼びさせたのかも。

​世良「さっきはサンキューな…ボウヤ…

コナン「うん…」(ふたりともテレ線あり)

73巻ファイル6

一応このときはコナンの名前は知らない設定だから、ボウヤとしか呼べないけど、強いて言えば本堂瑛祐が初めて探偵事務所に来た時コナンに向かってぼけたふりして「毛利探偵!」と呼びかけるところと似ている

その4 対決する

ベルモット編:42巻

ジョディ「A ​Secret makes a woman woman…」「覚えてる?貴方が私に残した最後の言葉よ…」「そして忘れまいと何度も口ずさんだ…」「父の敵の言葉…」

「そうよね?クリスヴィンヤード…」「いや…」

「Vermouth!!」

42巻ファイル8​​

二元ミステリーで新出が変装していたベルモットが正体を現す。私自身、当時はまだ小学生できちんと考察するというような時期ではなかったので、当時どう思ったのかほとんど記憶にないのだけど、これは青山先生がこれまで書いてきた話の中でも最も美しくて感動さえ覚える伏線回収だったんじゃないかな。会心のエピソードでしょう。


バーボン編:78巻、85巻

​バーボン「はじめまして…バーボン…これが僕のコードネームです」

78巻ファイル6

ベル編では大長編で一気に伏線を回収したけど、バーボン編では対決をミステリートレイン編と緋色編の実質2回に。なぜこれが必要だったかといえば、ダブルフェイス*5つまりバーボンは黒の組織の人間と思わせて実はスパイであったので、2回謎解きが必要だったのと、身分を偽っていた赤井と安室について一気に明らかにするにはそれ相応に時間が必要だったってこと。

そりゃそうだ、公安のスパイだった安室だけでもおなかいっぱいなのに、もうひとりはベルモット編でのベルモット候補者の一人かつ赤井編で死亡したはずの赤井秀一。さすがに一度に回収するのはもったいなさすぎる。

赤井「バーボン…いや…今は安室透君だったかな?」

安室「赤井…秀一…」

赤井「「君の連れの車をオシャカにしたお詫びに…ささやかな手土産を授けた…」「楠田陸道が自殺に使用した拳銃だ…入手ルートを探れば何か分かるかもしれん…ここは日本…そういう事はFBIより君らのほうが畑だろ」

安室「まさかお前、俺の正体を!?」

赤井「組織にいた頃から疑っていたが…あだ名がゼロだとあのボウヤに漏らしたのは失敗だったな…」「『ゼロ』とあだ名される名前は数少ない…調べやすかったよ…降谷零君…」

85巻ファイル4

ここまで振り返ると、やっぱりベル編、バーボン編はきっちり構造が踏襲されている。ここまで見てみると、ラム編で青山先生がパターンを崩すとは正直考えられない。むしろ、3人のうち1人の敵を見つける、というとても楽しい頭脳エンタメを成立させるためには敵は1人というのは重要な要素で、いまのところそうではないですという、明確な伏線はないから。

ラム編もこの構造だと思うんだけど…

ラム編も、いまのところ概ねこの構造を採用しているように思える。現時点ではステップ3だったが、最新話(この記事書いた時点で)ステップ3.9くらいになってしまった。

作者側も宣伝や単行本の帯に「ラム候補3人」とか言っているし。

ただ、どうしても気になるのが、緋色のエピローグ。

この話でキールからRUMというメールが赤井に届く、ステップ1に位置付けられる超重要エピソードだけど、この裏で走ってる日常編の話は博士と少年探偵団のちょっとしたなぞなぞ話。

博士がお酢が入ったまずい4つの紅茶の中に1つだけある美味しい紅茶を当てるトリックの話だった。結局博士は、お酢入紅茶を我慢して飲んでいたというオチ。

過去のシリーズを照らせば、これはラム編は「3人全員クロ」「怪しいやつ(ラム候補)は4人」という示唆かもと十分解釈は可能。

そしてその後の沖矢のセリフ「トリックは種を明かせばだいたいインチキになる」。

この場面では、不自然でこそないものの、赤井扮する沖矢がこう言う必然性はほとんどない。

「インチキ」要素も、ラム編に絡んでいそうな気がする。

なぜこのとき紅茶が4つだったかも不明。まあ探偵団3人と博士の分だから4つといえばそれまでだが、これまでのシリーズ同様のメタ伏線を入れるなら、ここの紅茶は3つであるべき。

最新話で、いちおうラムの正体は明かされたと言える。ただ、ベル編では「どうして年をとらないの」発言や赤井と宮野家の繋がりが示された。バーボン編に照らしても、ミストレでは板倉のプログラムとベルモットの関係が伏線回収された点や、緋色シリーズでは来葉峠の真相や赤井と安室の確執が示唆されたりした。

その点でいうと、最新話でラムの正体以外に明かされた内容は、過去に赤井Nocだとバレた原因になった仕事でキャメルが話しかけてしまった老人がラムであったことや、組織は何らかの目的でFBI討伐に動いているという点くらい。

ステップ4にあたる「対決」はまだまだこれからが本番だなというのが印象。

 

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以上、2020年12月15日記す。

*1:なお、言葉の使い方として「〜シリーズ」「〜編」が混同しているのはご容赦ください。ただし、上記に示したベル、バーボン、ラム編と、ベル編の前の灰原編、バーボン編前の赤井編(キール編)、そして灰原登場前を「初期編」として、名探偵コナンのお話自体は全体で大まかに5つに区分できることについては、共通認識が得られているものと思います。

*2:当時は5年で20巻以上コミックが出てたのはもっと怖いw。

*3:ただ、いつベルモットが新出先生に入れ替わったのか悩ましい。26巻の扉絵がベルモットだったり、それ以降のバーボン編ラム編をみてみると学園祭の新出=ベルかも。仮に学園祭が本物新出なら、ベルモット編では「組織の人間がコナンらの周りに現れます」というエピソードがあったあと、最初の候補者が現れるのはジョディが最初となる。これでは少し遅い。バーボン編では沖矢が赤井秀一殉職直後に登場したり、ラム編では緋色シリーズのあと1巻あまりで黒田が出ていたりなど。ジョディが初めて出る「バトルゲームの罠」は「黒の組織との再会」から3巻後。「命がけの復活」は直後(25巻)なので、こっちほうが腑に落ちる。また、ベルは学園祭で新一らの写真を撮っていないと説明がつかなかったり、その後都合よく青森に引っ越してしまうという要素も新出の口から説明されるので、素直に読めば変装フラグなのだが…①コナンに変装してる灰原が組織臭を感じていない②メガネのつるが2本で、1本になったときがベルモットだという書き分けと矛盾ーという点がある。灰原センサーが今と違って感度抜群だったときに反応しないのもさらに不自然…でもまあ、今回言いたいお話の構造の話とは直接は関係しないから放っておくか笑

*4:ただ、修学旅行編での出来事がネットに出回ってしまった件や、そのあと工藤夫妻のフォローでごまかしたところまでを含めてラム候補者3人が見る描写があるので、ここが「勢揃い」ステップだとも言える。これに関してはどちらでも大きな影響はないしラム編が終結してから考えてもいいだろう

ファン(「清水寺で工藤新一君を目撃したと…発言した者ですが…」「今思えばアレは私の願望が作り出した…幻覚だったような気がします…」「お騒がせして申し訳ございません…」)(脇田…じっとスマホを見つめ、若狭はPCを見ており表情は不明。黒田はスマホを見ながらニヤつく)

95巻ファイル5

*5:安室のことトリプルフェイスっていうけどどうなん、って実は思っている笑。普段の仮の姿としてのポアロの店員ってのがあるのは当たり前で、世間に知られてないのってバーボンであることと公安のスパイだってことなんだから、ダブルフェイスってカウントするべきじゃない?とか思ってしまう